ゲームマーケットからの離脱を模索する

コロナを契機としてゲームマーケットの出展料が値上げされていますが、世間のコロナ対応が落ち着いてきている今となっても、元の出展料の水準に戻されていません。ゲームマーケットは運営企業にとって、出展者からお金をより多く吸い上げるものとなってしまったのでしょうか?

ボードゲーム制作は、他のジャンルと比較してけっこうお金がかかります。例えば、本業がサラリーマンで、趣味としてボードゲームを制作している人にとっては、ゲームマーケットに対しては趣味の範疇としてお金を投じられるかもしれませんが、ボードゲーム制作で生計を立てている制作者は利益を出さないといけませんので、ゲームマーケットの高い出展料はたまったものではありません。

ゲームマーケット以外のボードゲームイベントがいくつか出来てきているので、いっそ、ゲームマーケットから離脱してそれらの中小のイベントを中心に出展していきたいところなのですが、いまのところ集客などの面で、とてもゲームマーケットほどの力を持っていません。

ゲームマーケットにお金をちゅーちゅー吸い取られたくはないけれど、ゲームマーケット以外のイベントでは売り上げはいまいち、さてどうしたものか、と悩んでいる制作者は、声に出さないだけで多いのではないでしょうか。

今後、どうなっていくんでしょうね。

ボドゲはもうオワコンなんじゃないか説

コロナはボドゲ界隈にとても強い影響をもたらしました。拡大傾向にあったボドゲ界隈の膨張と止めた。ボドゲはもうオワコンかもしれないと思っています。

いや、影響がコロナだけならオワコンではないと思うんです。ずっと昔、「ボドゲ界隈に大資本が入ってきたら荒らされるぞ」と言われていましたが、今、荒らされています。

駿河屋の影響は甚大です。規模が大きいので、中古価格が新品の売れ行きを焼け野原にしてしまいます。「趣味程度で、例えば50個だけのイベント販売に留める」という規模なら駿河屋の影響はほとんど無いのですが、500個・1000個生産して長期間売り続けて生計をたてている制作者にとっては、たちまち新品の売れ行きが駿河屋によって焼け野原にされてしまうので、歯を食いしばって乏しい収入を耐えるか、他の収入源を見つけるか、ボードゲームからの撤退を余儀なくされるかします。

100円ショップのダイソーの攻勢もあります。100円なんて価格には、とうてい太刀打ちできません。ダイソーには駿河屋と違ってまだ良心があり、安いながらも制作者に印税?を支払っているようです。駿河屋の中古品が動いても制作者には一銭も入りません。

ゲームマーケットの出展料金はとても高くなっています。ゲームマーケットの出展料はコロナを理由にして値上げされたのですが、コロナが落ち着いてきた今であっても、アークライトは出展料金を高くしたままです。出展者からお金を吸い上げる方向に舵を切っている。

昔、100円の自販機のジュースが、消費税が3%になったのを理由に110円になったのを思いだします。今現在の消費税は10%ですが、自販機のジュースの今の価格は110円でしょうか? コロナや消費税は、営利企業にとって、世間からお金を吸い上げる口の口径を大きくする口実でしかないのでしょうか。

ボドゲ界隈はレッドオーシャンなのですが、レッドオーシャンのレッドっぷりがとても進行しています。ボードゲームを制作する人はとても多くなっており、リリースされる数もとても多いです。レッドな競争で、脱落していく制作者が後をたちません。耳障りの良い表現をすると「新陳代謝が激しい」。ボドゲ界隈に入ってくる人もボドゲ界隈から出ていく人も多いです。ボドゲ界隈を会社になぞられるなら、「人の入れ替わりの激しいブラック企業」です。

トイドロップは、ボドゲ以外の収入を得るために石の販売をしていますが、安売りをしてしまっているので、なかなか利益が出ません。ミネラルショーの出展料や旅費交通費等を勘案すると、とても赤字です。「新たな収入源」どころではないので、バイトかパートをしようかなと思っているところです。