引き出しに仕舞い込んでいるルースが役立つとき

引き出しの中にルース(裸石)がたくさんあります。今はルースを集めていないんですけれど、よく集めていた時期があって、過去の収集物を引き出しに封印している感じ。引き出しから取り出すことはあまりありません。

「宝の持ち腐れ」とはこのことを言うのかもしれません。ルースは石なので腐りませんけれども。

引き出しにしまい込んでいるルースですが、たまに役立つときがあります。ちょっとした思い付きで「人にあげよう」となるときです。ルースを人からもらったことのある人は世の中にそうそういないので、驚かれることも、想像以上に喜ばれることもあります。

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工具屋さんで探すボードゲームコンポーネント

近所に工具屋さんがあります。

https://twitter.com/putsbee/status/1325352737152794624

初めてこの工具屋さんに入りました。

ウィンドウショッピングをしたところ、ボードゲームに流用出来そうなアイテムがそこそこありました。

https://twitter.com/putsbee/status/1325352834586406912
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「ふわふわのクリスマス」の疑似ロンデルについて

先日、「ふわふわのクリスマス」というゲームの箱が届きました。カードや駒などの内容物は全てそろった状態で、残すところ箱のみでした。やっとこさ箱が届いて、完成品が作れる!

早速いくつか作りまして、そのうちひとつをATTICに持ち込んで案内書用の写真を撮りました。写真はこちらです(インスタグラムにUPしたから正方形)。

写真を見ていただくとわかるんですが、カードが円環状に置かれています。円環状のゲームシステムといえば、代表的なのはロンデルです。前々からロンデルシステムのゲームを作りたいと思っていて、ふわふわのクリスマスで実現させました..!

でも、本格的なロンデルではないんですよね。ふわふわのクリスマスのロンデルは、「疑似ロンデル」や「簡易ロンデル」と表現すれば良いのでしょうか、例えば「ナビゲーター」のように、うんうん悩ましいロンデルではない。とても軽快なロンデルになりました。

ゲームメカニクス大全」でロンデルを調べると、「本メカニクスでは、トレードオフと計画、そして効率が重視される。(引用)」とあるのですが、ふわふわのクリスマスでは、それら重視されるものがゲームデザインの結果としてバッサリ断たれています。また、「このメカニクスにはいくつかの変種が存在する。(引用)」とも書かれており、ふわふわのクリスマスのロンデルは、めちゃくちゃ変種、というより、ロンデル的に「異端」と言って良いかもしれません。

通常、多くのボードゲーマーがイメージするロンデルは、自分専用の駒を円環に進めていくものかと思うのですが、ふわふわのクリスマスでは、駒は1個しかありません。その1個の駒は、全プレイヤー共通の駒なのです。そらぁ、計画なんて立てようがありませんw(1人プレイの時は除く)

ふわふわのクリスマスのシステムをざっくり言いますと、「簡易的なロンデルでセットコレクションして、最後にダイスロールする」とても軽いゲームです。ゲームは軽いんですが、幾人かのボードゲーマーにテストプレイしてもらって、いただく感想は「おもろい」。

最後に付け足しておきますと、プレイ人数は1~4人なんですけれども、基本的には2~4人向きです。1人プレイは、ちょっと別ゲーです。コロナ禍なので必要だろうということで、1人プレイにも対応させました。1人プレイは、NPCに勝つこと前提で「どこまで自分のランクを伸ばせるか」という作りになっています。