「日本の伝統」の正体 を読みました。

だいぶ前に購入してずっと積んでいた書籍 「日本の伝統」の正体 を、やっと読みました。

「伝統」という言葉に疑問を持って購入した書籍です。ボドゲ界隈において、「伝統ゲームだー」とかいろいろ主張されているものがあり、購入したときは「伝統ってひょっとして薄っぺらいんじゃないの?」的なことを思っていました。

本書によると、著者は伝統そのものは否定されていません。本書のうしろの方から次の箇所を抜粋します。「たかだか百~百五十年程度で、『日本の伝統』を誇らしげに(ときには権威的に)名乗るというケースに違和感がある」。