群ようこの「ネコの住所録」をぱらぱら読んで思ったこと

積んでいる本がたくさんあります。喫茶ゆたかではボードゲームをせずに、積んでいる本のひとつの、群ようこさんの「ネコの住所録」というエッセイ集をぱらぱら読んでいました。

発行年を見ると、かなり古い本ですね。とても観察眼に富んだ内容です。現在の若い人にはそうそう、ここまで観察力に富んだ文章を書く人はいないだろうな と思いました。

この本はスマホとかインターネットとか無い時代に書かれた文章なので、この時代に生きた人達は、周囲をとても観察していたんだろうな と。

今は、例えば電車の中では、多くの人はスマホをさわるじゃないですか。周囲に注意をあまり払っていない。スマホの画面を見ているから、周囲のリアルを観察する時間があまりとれないので、観察力を鍛えにくいのではないかと。

小説家になろう なんて人は別ですよ? その種の人達は、意図的に観察しようとしているでしょうから。

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