先日、とても久しぶりにアイルオブスカイをプレイしました。プレイしたの、何年ぶりだろうか。
カルカソンヌのようなタイルを配置していくゲームです。カルカソンヌは共通の場にタイルを配置していきますが、アイルオブスカイは自分の個別の場にタイルを配置していき、自分だけの箱庭をつくります。
毎ラウンドのはじめにタイルを3枚受け取るのですが、受け取ったタイルは自分のものになるとは限りません。3枚のうち1枚は廃棄、残りの2枚は「値付け」します。得点ボードや他プレイヤーの状況を見ながら「この状況であればこのタイルはこれくらいの価値があるだろう」「このタイルは自分のものにしたいから高めの値段にしておこう」などと、衝立の裏側で思案します。
値付けが整ったら一斉に衝立を取り払い、手番順に他プレイヤーのタイルを購入してゆきます。購入に支払われるお金はタイルに値付けをしたプレイヤーに渡り、誰にも購入されなかったタイルは、値付けをしたプレイヤー自身が銀行にお金を支払って購入します。
購入フェイズが一巡してタイルの行き先が決まれば、自分だけの箱庭をつくるフェイズです。より多くの得点が得られるように、タイルのイラストをつなげてゆきます。「値付け→購入→箱庭づくり」を、規定ラウンド行い、得点をいちばん多く伸ばした人の勝ちとなります。
得られる得点は多くの場合、ラウンドごとに増えてゆきます。どのような条件でどのように得点を得られるのか、毎回異なるゲームを楽しめるよう、工夫がなされています。また、毎ラウンドの最初にもたらされる収入によって、タイルの相場がインフレしてゆきます。箱庭の状況とタイル相場の感覚を楽しむゲームですね。