「好きなゲームは何ですか?」と聞かれたとき、とても返答に困る。いろいろなゲームをやりすぎていて、また、ゲームを作るようになってから制作者目線が入ってしまって、なんというか、どのゲームが好みというのが無くなってしまっている。どのゲームにも面白いポイントはあるし、どのゲームも参考になる。これは、捉え方によっては不幸なことだ。
そんな中でも、好きなゲームをいくつか挙げるとするなら、その中にあやつり人形はほぼ確実に候補に入っている。自分がボードゲームに触れだした頃に出会った、最も重量級のカードゲームだからだろうか。「ボード」ではなく「カード」で、ここまで本格的で出来の良いゲームは、あやつり人形の他にあまり知らない。
近日、あやつり人形クラシックというのが発売されるようだが、まだあやつり人形をやったことがない人は、ぜひ入手していただきたい。拡張がまったくなく基本セットだけで構成されているので、あやつり人形新版より価格が安い。あやつり人形は、基本セットだけでも充分楽しめる。
私は、古い版のCitadelsを持っているが、拡張の役職カードは使ったことがない。拡張の役職を入れてプレイしてみたいと思っていた時期もあったが、そんな機会はなかった(笑)。どのプレイヤーも、基本の役職でのプレイを希望したのだ。私も最近は、基本のままで良いかなと思えてきた。基本の役職で、ゲームが充分完成されている。
ブルーノ・フェドゥッティ、すごい!
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