写真から配色を採る

配色に悩んだ時、場合によって使えるかもしれない方法は、写真から色を採取する方法。邪道かもしれない。画像編集ソフトのスポイトツールで「ココとココとココ」という感じで色を採る。

採取する場所はある程度選ばねばならないが、選んで採取してもそのままでは使えそうにない場合、色合いをざっくり変える。

世の中には、この方法で作品を作っている人もいるようだ。作品作りにあたって、写真の色合いを調整してからされているとのこと。

カラーチャートにはお世話になりました。

私は色に関して専門的に学んだわけではないので、WEBサイトを作る際は、配色の見本を参考にしていた。今は若干なりに色の知識などを得ているので、あまり参考にしていない。

最も参考にしていたのはこちら、WEBセーフカラーのカラーチャート。一時期は自宅用と職場用、2冊持っていた。


Webカラーコーディネート―セーフカラーによる配色完全ガイド/「カラーイメージチャート」準拠

和風のカラーチャートも購入したが、RGB(16進数)の記載がなかったので、WEBサイト制作時にはあまり活用しなかった。


和風カラーチャート

上記2冊は古い書籍となってしまった。著者の南雲氏による現行のカラーチャートはこちらのようだ。


新版 カラーイメージチャート

書籍ではなくともインターネットで簡単に配色の見本を得ることができるが、これらの書籍は色のみならず、キーワードとの組み合わせで配色が紹介されており、ページをぱらぱらめくるだけで新たな発見が得られる。

エスカレーターの東西、観光客に侵略されゆく京都。

エスカレーターで歩く行為は、エスカレーターの寿命を縮めたり、事故に繋がったりするということで、最近、「エスカレーターで歩くのはダメ」というアナウンスがされ始めている。「歩かないのがエスカレーターのマナーです」という感じで。

これまでのエスカレーターのマナーは、片側が歩かない人、もう片側が歩く人、という流れを作ることだった。東京では左側に立って右側を開ける、大阪では右側に立って左側を開ける、という感じで。東と西で、左右が逆なのだ。

数カ月前にtwitterのフォロワーさんが「エスカレーターの東西の境界はどこ?」というツイートをされていたので、「京都は混在している」というリプを送った。しかし、改めて観察してみると、京都はひょっとしたら、エスカレーターに関して東京派なのかもしれない。

5年前、いや10年前の京都は、混在していたと思う。その時の場の状況に応じて右にも左にも立っていた。今もそうだ。だが、改めて意識してみると、現在は、左に立って右を歩くことの方が多いことに気づいた。また、場所によって左右の割合が異なることにも気づいた。

京都駅においては、ほとんどの場合、左側に立って右側を開ける東京乗り。北大路でも東京乗りをすることが多いのだが、右側に立って左側を開ける大阪乗りをする可能性が京都駅よりも若干高い。

「京都は混在している」とフォロワーさんに伝えたときに、「観光客が多いから混在しているのではないか」という仮説も伝えたが、観光客の比率の多い場所の方が東京乗りをする可能性がとても高いので、やはりこの仮説は正しいかもしれない。