ボドゲプレイヤーがこの年末年始に評価すべき2つのこと

◆ゲームマーケット2017秋新作評価アンケート

12月2日から3日にかけてゲームマーケット2017秋が行われ非常に多くの新作ボードゲームが発表されました。現在、それらを評価するアンケートが実施されています。

プレイしたゲームを5段階で評価し、評価の結果はランキングとして順位付けされます。評価数の少ないゲームは、評価が高かったとしても足切りされてランキングに載りませんので、ボードゲーマーの皆さんの評価アンケートへの協力がとても必要です。評価には、googleアカウントがいります。締め切りは 2018年1月15日(月)23:59となっています。

新作評価アンケートに関して、詳しくはゲームマーケットの案内をご確認ください。

◆日本ボードゲーム大賞2017 投票部門

2016年10月~2017年9月に一般発売された主な新作で、拡張・リメイク・シリーズ・2018年度の新作を除く作品の中から、プレイして面白かった作品を5つ選んで投票します。単に5つ選ぶだけでなく、1位から5位を順位付けし、順位が高いほど評価のポイントが高く入ります。

投票の結果大賞を受賞した作品は、非営利活動法人「ゆうもあ」のサイトに掲載されます。ちなみに、過去の大賞受賞作品としては、2016年:コンプレット、2015年:ミステリウム日本語版、2014年:宝石の煌き、2013年:ツォルキン マヤ神聖歴、2012年:ラブレター、2011年:世界の七不思議、2010年:キャットアンドチョコレート、2009年:ドミニオン、2008年:魔法にかかったみたい となっています。

評価するゲームはリストから選択するようになっているのですが、リストに掲載されていない作品であっても、「数字999+タイトル」で評価にカウントしてくれます。締め切りは 2018年2月13日(火)となっています。

日本ボードゲーム大賞2017投票部門に関して、詳しくは「日本ボードゲーム大賞2017 投票へのお願い」をご確認ください。

ライスダイスにおける勝利点の表記につきまして

現在、2018年最初の作品となる「ライスダイス」の準備を進めています。で、カードの丁合時に気づきました。下のチーズハンバーグのカードの表面と裏面の画像、あることに気づきませんでしょうか?

カードの右上に勝利点が記載されているのですが、裏面が「VP(ビクトリーポイント)」となっているのに対し、表面は「PV」となっているのですよね。PV???

私の作業指示のミスによって、PVと印刷されてしまいました。今の今まで気づかなかった…!! 作業指示のテキストをコピペで入力したがため、間違った内容のコピペの影響により、全てのカードの表面がPV!! あまりに作業指示が奇麗だったので、「PVなる用語があるのだろうか」と受け止められ、作業指示に忠実にレイアウト処理が施されました。

でも、無問題です!!
PVは「ビックアップバリュー」という解釈にします!!

裏面は「VP(ビクトリーポイント)」、表面は「PV(ピックアップバリュー)」、どちらもこのゲームにおける勝利点です!! 裏と表で勝利点の表記もリバース! 美しい!!


ライスダイス

ゲームマーケット2017秋を終えて

ゲームマーケット2017秋に、トイドロップとして参加しました。
ゲームマーケット初の2日間開催。2日間とも出展しました。

トイドロップの売り上げは.. 低かったですね。全体的にあまり売れなかった。トイドロップの作品はAmazonやヨドバシ等でいつでも手に入る状態なので、わざわざゲームマーケットで購入する必要はないということで、後回しになっているのだと思います(手に入りやすさは作品にもよりますが)。

それと、ブースのディスプレイが簡素! ブースを飾り立てるのがデフォルトになりつつあるゲームマーケットにおいて、トイドロップは未だ、机に布を敷いてゲームを平置きですから、周囲の飾られたブースにお客さんが吸い寄せられますよね。

売れない中でも、新作のひとつ「大宇宙すごろく」は売れた方で、さっき、Amazonに星5のレビューが付いたほど、遊ばれた方に好評なので、ハイテンション利休レベルまでとはいかなくとも、大宇宙すごろくは今後、売れ続ける作品になるのではないかという期待を持っています。

ハイテンション利休は.. やはり堅調に売れますね。「松永久秀トリック」もビジュアル買いしていく人が多かった。「チョコレートシーフ」はニコボドさんの500円ゲームの記事で取り上げられた影響があってか、それなりに売れていました。

ゲームマーケット2日間開催、土曜と日曜の様子を比べると、やはり事前の予測の通り、土曜の方が人出は多かったです。ゲームマーケットは即売会のイベントなのですが、これまでのゲームマーケットと比べ、「買いに来る」人より、「様子を見に来ている」人の方が多い印象を受けました。

東京でのゲームマーケットが2日間開催になって、2日間とも出展するのは、経費が跳ね上がってダイレクトに痛いのですが、私は今後も2日間開催を続けてほしいと思います。私がゲームマーケットに求めるのは「拡大」ですから。