発音から音楽的にボドゲタイトルを捉える

ボードゲームを世の中に送り出す側にとって、ボードゲームのタイトルは、できるだけ瞬間的に受け手の脳裏に刻まれてほしい。多くの制作者は、言葉そのものの意味や印象からタイトルを考えるだろう。また、DTP作業者は、フォントや色・配置等を模索してくれるだろう。もちろん、それらは重要なこと。

ここでは、それらとは異なる方向からタイトルを捉える。
それは、「音」だ。

タイトルは、言葉でできている。言葉は、視覚ではなく聴覚で受け止めるものだ。小説等は文字だから視覚で読んでいるのではないか? と思う人は多いかもしれないが、小説を読む際、多くの場合、脳内で言葉を発しながら読んでいる。耳から情報を入れているわけではないが、文字を読む際、人は、視覚から入れて聴覚で受け止める。言葉で構成されるタイトルは、聴覚で音声として受け止められる(生まれながらにして音を認識できない人は例外)。

話は飛ぶが、音楽は、「メロディ」「リズム」「ハーモニー」で構成されている。そのうち「ハーモニー」は、基本的には「明るい」と「暗い」しかない。日本語の発音を母音と子音に分解した場合、この記事において母音は、ハーモニーに当たるとしてみよう。

a:明るい印象
i:明るい印象
u:暗い印象
e:明暗の中間
o:暗い印象

(邦楽では、明るい印象を持ち、なおかつ発声しやすい「a」を歌詞のサビの頭に持ってくるのは、全てがそのようではないが、常套的だ。)

母音がハーモニーに当たるのに対して、子音はリズムに当たるとしてみよう。子音のリズムは、タイミングのリズムというより、発音的なリズムだ。濁音や半濁音は、とりわけ印象的なリズムを刻んでくれるだろう。また、子音というわけではないが、小さい「っ」等もリズムの形成に貢献してくれるだろう。

ではメロディに当たるのは何だろう。音楽のメロディは、リズムもハーモニーも含んでいる。音程が切り替わるタイミングでリズムを刻んでいるし、音程が変わっていくということは、分散和音を発しているということになる。タイトルにおけるメロディは、タイトルを発音した時の発音そのものが、相当すると言える。

明暗の対比や子音の反復などを駆使して「メロディ」「リズム」「ハーモニー」を工夫し、また、言葉の意味も織り込んで、受け手の脳裏に印象付けることができれば、良いタイトルだ。受け手が脳内で発声した時に、瞬間的に深く刻まれれば良いタイトル。

あとは、ゲームが面白くて検索に引っ掛かりやすければ。

溝が及ぼしてしまった余波

私と若狭湾との間には鳥時代からの溝があり、twitterにおいてブロック関係にあった。

ギャンブラーによって盤上遊戯制作者のtwitterグループが営まれていたのだが、数カ月前に満ちたため、活性的な参加者のみ、二代目のtwitterグループに移ることとなった。満ちたtwitterグループには若狭湾は含まれていなかったのだが、ギャンブラーによって二代目の参加者のひとりとして若狭湾が招かれたため、若狭湾とブロック関係にあった私は、二代目から弾かれてしまった。

ギャンブラーは、ブロック関係にある者同士がグループで共存できない掟を知らなかったのだろうか、実験的にダミーの二代目を創造し、ダミーにおいては私を格納できることを確認した。しかし、ダミーは所詮、ダミーである。ギャンブラーは、他の活性的な先代からの参加者を二代目にすし詰めにし、ダミーを放置して、二代目のみを運用する事にした。

他方、私は盤上遊戯制作者のひとりである警部をグループに誘っていた。ギャンブラーは、私を弾いた二代目に警部を格納するのをためらった。ギャンブラーは悩んだ末、私が格納されているダミーの方に警部をすし詰めにしてしまった。即ち、私と若狭湾との間にある溝が余波として警部に押し寄せ、その結果、警部は盤上遊戯制作者のグループに合流することが出来なくなったのだ。これは、不運な流れ弾である。

昨日、私とギャンブラーとの糸電話により、上記の一連の流れが明らかになった。私は、若狭湾に対するブロックを一時的に解くことにした。若狭湾から私に仕掛けられていたブロックはすでに解除済であったので、私はギャンブラーによって二代目の中に押し込まれた。もし、警部の意向が「よろしい」であるなら、私は警部を二代目に格納しようと思うのだが、警部の意向はどのようだろうか?


2017.9.29 10:10 追記
この投稿をはやとちりしたギャンブラーは私をブロックし、私はギャンブラーによって二代目から排他されてしまいました。

私がこれまでのボードゲーム制作で利用してきた印刷業者

ボードゲーム専門の印刷業者は、これまで利用したことがありません(見積を専門の業者にお願いしたことはあります)。下記に、これまでに私が利用してきた業者を掲載します。専門の業者さんではないので、“部材を調達して手作業で完成させる”という人向けです。




アドプリント
私がこれまでに制作したゲームのカードは、ほとんどアドプリント製のカードです。シール類でも利用させていただいています。アドプリントさんは、ボドゲ制作に大活躍です。

グラフィック
マイクロネシア」のパッケージは、グラフィックさんの組箱を利用しました。発色良いです。

イロドリ
パッケージとルールの印刷で大活躍です。パッケージは、ブランクの箱にイロドリさんでの印刷物をスプレーのりで貼り付けているものがほとんどです。

プリントパック
非定型サイズの印刷に重宝しています。「マイクロネシア」の正方形のカードや、「松永久秀トリック」の押し武将カードは、プリントパック製です。

ファインワークス
カツカレー喰ってる場合か!?」のチキンダイスゲームズ版のパッケージで利用させていただきました。ブランクの箱に、ファインワークスさんでの印刷物をスプレーのりで貼り付けました。

マヒトデザイン
カツカレー喰ってる場合か!?」のチキンダイスゲームズ版のカードで利用させていただきました。


★追記
印刷業者としての利用ではないのですが、ブランクチップを萬印堂さんで購入したこともあります。ボドゲ専門の印刷業者さんを利用していました(?)


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マイクロネシアの木製キューブは何処で仕入れたか