話半分の星占いは楽しい

「占い師の言葉に振り回されてはいけない」と人に言ったことがあるけれど、占いは好きな方で、今日、「3年の星占い2018-2020 蠍座」という文庫本がAmazonから届き、一気に読み進めた。

星占いのこの手の本は、信じる/信じないは別として、読み物として面白い。雑誌などでよくある「今週のラッキーカラーは〇〇」等の浅そうな内容ではなく、ちゃんと世界観を語ってくれるところが良い。

上記の文庫本は蠍座の3年間について語っているが、鏡リュウジの「蠍座の君へ」は、ざっくりと「蠍座ってこうなんだよ」というのを詩的に語っており、時期に縛られることなく読める内容でおすすめ。

そういえばいつだったか、京橋の喫茶店で、
「11月1日生まれやで!」
「めっちゃ蠍座やな!」
という会話をしたっけ。

ゲームマーケット2017秋 注目作品

ゲームマーケット2017秋は、2017年12月2日から3日にかけて、ビックサイトで2日間にわたって開催されます。私(トイドロップ)も出展しますが、ここではトイドロップ以外のいくつかのゲームをピックアップします。

ダウトレイジ(両-B073 river games)
「命の砂時計」で評判高いriver gamesのゲムマ秋最新作。シキリトさんとバリィさん、交互に作品を出されているようで、今回はバリィさんの番。ヤクザ抗争ダウトゲーム。

グラギャモン(土-F024 ハッピーゲームズ)
ハッピーゲームズ色を前面に出し、バックギャモンを、マニアックに、そしてお洒落に仕上げたアイテム。バックギャモンは、世界中で遊ばれ、5000年の歴史を持つ。

CATAiN(土-F001 ワンナイト人狼)
「the-most-longest-unco」それは最も長いうんこ。誰よりも長いうんこ(ロンゲストうんこ)をしたプレイヤーが勝ち。ゲームの王様:カタンのパロディ。

ブタに神樹は癒されて。(両-B096 Tagami Games)
タガミゲームズは重ゲーも軽ゲーもリリースするサークルで、「ブタに神樹は癒されて。」は重ゲーの方。ルールがこちらに公開されている。作者本人が描くイラストは秀達。

ルターの宗教大改革(両-B057 聖書コレクション)
「宗教改革500周年ゲームコンテスト最優秀賞受賞作」ということで、ルターに因んだゲームを公募して、優秀だったこのゲームが、ゲムマ秋でリリースされる。

ぱんだBのふぉろーみー!!(土-H042 ぱんだB)
架空のSNS「ぱんだBetter」をテーマにした、ぱんだBさんの処女作。可愛らしいイラストには好感が持てる。「ぱんだBetter」はtwitterをイメージしていると思われる。

蟹手裏剣ヵニ(日-F017 ひなたのにほい.exe)
だらっくまさんが絶賛していた作品。夏のコミックマーケットで頒布されていた作品だが、ゲームマーケットでは初出。基本的には2人用ゲームだが、2個そろえることで4人まで遊べる。

眠らぬ金山:第二版(土-H097 推理ゲーム研究会)
私の「大宇宙すごろく」をプレイスペースに配っていた時期と「眠らぬ金山」が配られていた時期が被ったようで、いくつかのプレイスペースのtwitterには、二つ並んで撮られた写真がUPされている。眠らぬ金山は、5~10分の短時間ゲーム。

文絵のために(両-A002 ワンドロー)
ゲームの詳細は現時点では明らかにされていないのだが、ゲームマーケット公式サイトの広告が印象的だったので、ピックアップ。ラブレターのカナイセイジ作。

キツネと葡萄(土-F003 久遠堂)
久遠堂のゲムマ秋最新作。簡単ブラフパーティゲーム。イソップ童話が元ネタになっているようだ。プレイ人数は2~6人と幅広い。

発音から音楽的にボドゲタイトルを捉える

ボードゲームを世の中に送り出す側にとって、ボードゲームのタイトルは、できるだけ瞬間的に受け手の脳裏に刻まれてほしい。多くの制作者は、言葉そのものの意味や印象からタイトルを考えるだろう。また、DTP作業者は、フォントや色・配置等を模索してくれるだろう。もちろん、それらは重要なこと。

ここでは、それらとは異なる方向からタイトルを捉える。
それは、「音」だ。

タイトルは、言葉でできている。言葉は、視覚ではなく聴覚で受け止めるものだ。小説等は文字だから視覚で読んでいるのではないか? と思う人は多いかもしれないが、小説を読む際、多くの場合、脳内で言葉を発しながら読んでいる。耳から情報を入れているわけではないが、文字を読む際、人は、視覚から入れて聴覚で受け止める。言葉で構成されるタイトルは、聴覚で音声として受け止められる(生まれながらにして音を認識できない人は例外)。

話は飛ぶが、音楽は、「メロディ」「リズム」「ハーモニー」で構成されている。そのうち「ハーモニー」は、基本的には「明るい」と「暗い」しかない。日本語の発音を母音と子音に分解した場合、この記事において母音は、ハーモニーに当たるとしてみよう。

a:明るい印象
i:明るい印象
u:暗い印象
e:明暗の中間
o:暗い印象

(邦楽では、明るい印象を持ち、なおかつ発声しやすい「a」を歌詞のサビの頭に持ってくるのは、全てがそのようではないが、常套的だ。)

母音がハーモニーに当たるのに対して、子音はリズムに当たるとしてみよう。子音のリズムは、タイミングのリズムというより、発音的なリズムだ。濁音や半濁音は、とりわけ印象的なリズムを刻んでくれるだろう。また、子音というわけではないが、小さい「っ」等もリズムの形成に貢献してくれるだろう。

ではメロディに当たるのは何だろう。音楽のメロディは、リズムもハーモニーも含んでいる。音程が切り替わるタイミングでリズムを刻んでいるし、音程が変わっていくということは、分散和音を発しているということになる。タイトルにおけるメロディは、タイトルを発音した時の発音そのものが、相当すると言える。

明暗の対比や子音の反復などを駆使して「メロディ」「リズム」「ハーモニー」を工夫し、また、言葉の意味も織り込んで、受け手の脳裏に印象付けることができれば、良いタイトルだ。受け手が脳内で発声した時に、瞬間的に深く刻まれれば良いタイトル。

あとは、ゲームが面白くて検索に引っ掛かりやすければ。