Amazonと偽計業務妨害とトリックレイダース

Amazonのカートに商品を入れると、入れた商品の個数分ロックがかかります。これを悪用して、転売ヤーが他のまともな出品価格で出品されている出品物にロックをかけて転売価格で売り抜く という行為などが発生しているようです。犯罪ですね。

Amazonのカートの仕組みを悪用するのは転売ヤーだけではないようです。

Amazonが流通チャンネルとして大きいのは広く知られていますので、Amazonの状況が、サプライチェーンにおけるやり取りの判断材料のひとつになっている場合が往々にしてあります。判断材料に偽計が入ると、場合によってはサプライチェーンに大きく影響を与えるのです。

犯罪者にとって、値崩れした価格で手に入れたいお目当てのボードゲームがあるとします。Amazonで多く流れているのが見て取れたなら、出品されているいくつもの商品をカートに入れてロックをかけると、サプライチェーンの判断が狂い、Amazonが在庫を抱えて、そのボードゲームの値崩れが期待できるかもしれません。ボードゲーマーが思いつきそうなことなんですかね。

偽計を用いて値崩れ等を狙う行為は、偽計業務妨害にあたります。

偽計業務妨害罪には刑事罰が係ります。あなたの社会的信用をそこなうだけでなく、判決によっては、あなたの人生の大切な時間の幾分かが縛られます。

ということで、今、Amazonにトリックレイダースがたくさんあるから、みんな、送料無料で持っていってね!


トリックレイダースの値崩れが起こりにくいように、現実的な範囲で処方は打ちました。あとは知らん。

https://twitter.com/putsbee/status/1634902084532473863

リコリスリコイルに出てきたボードゲーム

アマプラでリコリコを一気見しました。

アニメ、毎週追うのが面倒くさくなっていて、最近は放送が終了してから一気観する感じです。ということで秋に夏アニメのリコリコを。

リコリコにはボードゲームがいくつか出てきましたね。権利的に許可をとっていないのかな?少し見た目を変えるなどのアレンジが加えられて登場しています。

登場しているゲームはこちら↓

タイルを競り落として箱庭をつくる|アイルオブスカイ

先日、とても久しぶりにアイルオブスカイをプレイしました。プレイしたの、何年ぶりだろうか。


カルカソンヌのようなタイルを配置していくゲームです。カルカソンヌは共通の場にタイルを配置していきますが、アイルオブスカイは自分の個別の場にタイルを配置していき、自分だけの箱庭をつくります。

毎ラウンドのはじめにタイルを3枚受け取るのですが、受け取ったタイルは自分のものになるとは限りません。3枚のうち1枚は廃棄、残りの2枚は「値付け」します。得点ボードや他プレイヤーの状況を見ながら「この状況であればこのタイルはこれくらいの価値があるだろう」「このタイルは自分のものにしたいから高めの値段にしておこう」などと、衝立の裏側で思案します。

値付けが整ったら一斉に衝立を取り払い、手番順に他プレイヤーのタイルを購入してゆきます。購入に支払われるお金はタイルに値付けをしたプレイヤーに渡り、誰にも購入されなかったタイルは、値付けをしたプレイヤー自身が銀行にお金を支払って購入します。

購入フェイズが一巡してタイルの行き先が決まれば、自分だけの箱庭をつくるフェイズです。より多くの得点が得られるように、タイルのイラストをつなげてゆきます。「値付け→購入→箱庭づくり」を、規定ラウンド行い、得点をいちばん多く伸ばした人の勝ちとなります。

得られる得点は多くの場合、ラウンドごとに増えてゆきます。どのような条件でどのように得点を得られるのか、毎回異なるゲームを楽しめるよう、工夫がなされています。また、毎ラウンドの最初にもたらされる収入によって、タイルの相場がインフレしてゆきます。箱庭の状況とタイル相場の感覚を楽しむゲームですね。