ゲームマーケットからの離脱を模索する

コロナを契機としてゲームマーケットの出展料が値上げされていますが、世間のコロナ対応が落ち着いてきている今となっても、元の出展料の水準に戻されていません。ゲームマーケットは運営企業にとって、出展者からお金をより多く吸い上げるものとなってしまったのでしょうか?

ボードゲーム制作は、他のジャンルと比較してけっこうお金がかかります。例えば、本業がサラリーマンで、趣味としてボードゲームを制作している人にとっては、ゲームマーケットに対しては趣味の範疇としてお金を投じられるかもしれませんが、ボードゲーム制作で生計を立てている制作者は利益を出さないといけませんので、ゲームマーケットの高い出展料はたまったものではありません。

ゲームマーケット以外のボードゲームイベントがいくつか出来てきているので、いっそ、ゲームマーケットから離脱してそれらの中小のイベントを中心に出展していきたいところなのですが、いまのところ集客などの面で、とてもゲームマーケットほどの力を持っていません。

ゲームマーケットにお金をちゅーちゅー吸い取られたくはないけれど、ゲームマーケット以外のイベントでは売り上げはいまいち、さてどうしたものか、と悩んでいる制作者は、声に出さないだけで多いのではないでしょうか。

今後、どうなっていくんでしょうね。