11月中旬に、「皇帝の黒い噂」というゲームをリリースします。ちょうどゲームマーケット2020秋とタイミングが重なりますね。
皇帝の黒い噂は「ぱーぷりるぷりー」というゲームをベースにしていまして、これは、数年前にリリースしたゲームなんですけれど、突貫的に世に送り出した感が否めず、今回、皇帝の黒い噂として、このぱーぷりるぷりーをもう少し見直し、根幹部分はある程度残してルールを改変し、世に送り出し直します。
いちばん変わったポイントは、「ちゃんとテーマが乗った」ですね。ぱーぷりるぷりーは甘くて美味しいものを集めるだけだったんですが、皇帝の黒い噂は「地中海帝国の諸侯になって産物を何かする」という様変わりです。
システム部分においては、ぱーぷりるぷりーが状況によっては1回のある出来事でゲームが終わってしまうことがあるのに対し(この点はぱーぷりるぷりーの最大の特徴で賛否あります)、皇帝の黒い噂ではワンクッション置いて、1回目は「産物が呪われる」という状態になり、2回目起これば「皇帝が暗殺されてゲームが終了」となっています。もちろん、最後のラウンドまで行って平和に終わっても良いんですよ?
そして、コンポーネントなんですが、カードだけではなくなりました。今、勢いに乗っている「うちばこや」さんでオリジナル駒を作りまして、タイブレークマーカーとしてコンポーネントに含みました。このタイブレークマーカーは、ゲームの状況によってプレイヤー間を移動していきます。
イラストは、「ササリヒノエ」さんにお願いしました。ササリさんのイラストは基本的にアナログの水彩イラストで、皇帝の黒い噂でも、アナログ感溢れるイラストを描いていただいています。
リリースは11月中旬なんですけれども、アナログゲーム通販の「コノス」さんで、先行販売が、この投稿を書いている時点で、すでに開始されています。皇帝の黒い噂のコノスさんのページはこちら。
プレイ人数は6~8人と多めです。さくっと短時間で出来る会話で進行するゲームですので、例えば、今流行りのマーダーミステリーの前後に、箸休め的にプレイされると良いのではないでしょうか?