ボードゲームのイラストなどを時折お願いすることのある方から「動画を作れるようになったので」ということで、動画作成の案件を振ってねアピールをされました。数ヶ月前に。
動画案件を受けてくれるなら、ということで、動画の必要性は高くはなかったんですけれども、こちらは動画作成に関してはまったくのド素人であることを伝えて、こちらが出せる範囲の金額を伝えて、1つ目の動画を作ってもらいました。その動画の報酬は7000円です(最初は5000円だったのですが、作業量に見合わないという事だったので増額しました)。
今思えば、このひとつ目の動画が、事故の始まりだったんですね。ひとつ目の動画に関しては、おかしな部分はあるけれど許容できる範囲だったので、目をつむって「これでOK」ということで案件は終了しました。
何が事故の始まりだったかというと、ひとつ目の動画作成で、
1.私とその方との間の動画作成の価格感が出来てしまったこと。
2.リテイクがほとんど無かったこと(記憶が定かではないです、リテイク皆無だったかもしれない)。
1.の、「価格感が出来てしまった」ですけれども、これくらいの金額で動画を作れるのであれば、これからも動画が必要になった時にこの方に依頼できるなという考えを持ってしまったんですね。相手は、「本来は〇〇円しますよ」というのを、私に伝えてくれなかった。
2.のリテイクがほとんど無かったことに関しては、逆にとらえれば、これはとても事故なんですね。リテイクが多く発生した場合にどうなるかがわからないので。
2つ目の動画作成依頼で事故は起こりました。
2つ目の動画は、動画を作る必要性が高かったので作成をお願いしました。ひとつ目の動画作成の報酬が7000円だったので、7000円で作ってとお願いし、受けられるということだったので、動画作成の進行がスタートしました。
動画は、ボードゲームの紹介動画です。最初に、画像などを取るためにボードゲームのDTPデータを送りました。また、文章を要求されたので、ルール本文のデータも送りました。
進行中のやりとりで、動画の作成がある程度進んでいることを知りましたので、一度、途中の状態で良いから見せて とお願いして作成途中のデータを送ってもらいました。動画を作り込んでクォリティを上げる前に、間違った説明をしていないかなどの、情報の正確性をチェックした方が良いと思ったからです。
で、送られてきたものは、間違いが非常に多く情報としてとても使い物にならない動画データでした。また、ゲームを紹介する文章も、ゲームのルール本文がそのまま流用されており、今回の動画でゲームを紹介する文章としてはとても許容できるものではありませんでした。
正確性がめちゃくちゃな状態で最後まで仕上げるつもりだったのか..
彼が言うには、動画を作るときは文章を変えてはいけない決まりがあるらしく、ルール本文をそのまま流用するということだったのですが、動画制作のド素人の私はそんな決まりなんて知りません。彼側で動画用の文章を作ることが出来ないなら、動画用の文章をこちらで考えるので、動画を作り始める前に言ってほしかった。
まず、動画内で間違っている部分に関して、いくつも修正してもらいました。そして修正された動画をチェックすると、修正をしたことによって、連動して別の箇所も修正しなければいけないのが明白なのに、それらの修正がなされていない。
また、文章に関しては、現状の動画に合わせて文章を考えてほしいという彼からの要求がありましたので、一部にシーン?のカットなどが生じましたけれども、できるだけ現状の動画に沿う文章を考え、彼に送りました。
この時点で思ったのですが、彼はなぜ動画制作のド素人である私に動画制作のディレクションを丸投げしているのでしょう?
私は動画の効果を高めることを考えていましたので、彼とのやりとりの中で、+αのことを思いつきました。それは、動画を二部構成にして、前半はゲームの概要を説明し、後半はゲームの面白いポイントを人が喋るというものです。彼が、あるプレイスペースと仲が良いことを知っていましたので、そのプレイスペースの宣伝も兼ねて、プレイスペースの人にゲームの面白いポイントを喋ってもらえないだろうかと彼に言ったところ、その件を進めてくれることになりました。
しかし私が出せる金額は限られているので、一部構成なら動画作成費用7000円で、プレイスペースの人が喋ってくれる二部構成なら10000円ということを伝えました。あと、プレイスペースの人の報酬は、宣伝を兼ねるので無料ということでお願いして、それがかなわなければ人が喋る部分は無しの一部構成にするということも伝えました。
時系列的には、正確性がめちゃくちゃな状態で動画が作られているタイミングと重なります。
あと、動画にクレジットを入れることも伝えました。二部構成であれば、喋っていただくプレイスペースの名前と、動画制作:「彼の活動名」です。彼が今後の案件を取れるように、動画作成事例としても活かしてもらおうと思いました。
動画の案件とは別に、私はボードゲームイベントの際に、当日のお手伝いを何人かの人にお願いすることが多く、彼はお手伝いしていただくメンバーのひとりでもありました。お手伝いにあたっては、有償ボランティア代として「3000円/日+物品」をお支払いしています。
彼の奥さんもそのメンバーのひとりで、6月の時点で9月のイベントのお手伝いが大丈夫である返事があったのですが、8月になって、旦那である彼からいまいち的を得ないDMが送られてきました。
このDMはとても不思議なんですよね。なぜ、旦那である彼が奥さんの予定についてDMするのでしょうか?
そして、ああ、これは遠回しにお手伝いをキャンセルしたいんだな と、気づきました。しかし、なぜ旦那から。
本人である奥さんに確認したんですが、返事が一向にありません。
数日待って、グループDMで二人に質問したところ、
ということで、動画案件を一旦停止することを伝えると、二人ともグループDMから退出されました。
動画案件を引き受けるにせよ、ボードゲームイベントのお手伝いを引き受けるにせよ、「何故、それを、もっと、早くに言わないのか?」と思うのですけれども。
彼は、私が把握している範囲ではtwitterのアカウントを2つ持っていて、鍵をかけていない表のアカウントと、鍵をかけている表ではない?アカウントがあるんですけれども、さっそく鍵をかけている方で、自分にとって都合の良い愚痴をつぶやいているんですよね。
何を考えているのかよくわからなく危険な状態に見えるので、私をお手伝いしていただいている人たち向けのdiscordがあるんですけれども、とりあえず、管理者権限でお二人ともそのdiscordを退いていただきました。
すぐさま、彼の鍵がかかっているtwitterアカウントを見られない状態になりました。記憶をたどると、「相場の5%で仕事を投げられた」とか「搾取だ」とかつぶやいていたと思うんですけれども、彼側からの価格提示は一切ありませんでしたし、感覚的にたぶん安いんだろうなというのはありましたが、こちらからすればその相場すら教えてもらっていない状態ですので、相場の5%だったとか言われても、わけがわかりません。
せめて、「〇〇円です」などの提示があれば、「現実的ではないのでやめておきます」などの判断ができるので、彼が切り売りしていると言っている時間を消耗せずに済んだと思うのですけれども。
と、いうことで、彼に発注した動画案件は宙に浮きました。私の時間も返して欲しい。