Amazonと偽計業務妨害とトリックレイダース

Amazonのカートに商品を入れると、入れた商品の個数分ロックがかかります。これを悪用して、転売ヤーが他のまともな出品価格で出品されている出品物にロックをかけて転売価格で売り抜く という行為などが発生しているようです。犯罪ですね。

Amazonのカートの仕組みを悪用するのは転売ヤーだけではないようです。

Amazonが流通チャンネルとして大きいのは広く知られていますので、Amazonの状況が、サプライチェーンにおけるやり取りの判断材料のひとつになっている場合が往々にしてあります。判断材料に偽計が入ると、場合によってはサプライチェーンに大きく影響を与えるのです。

犯罪者にとって、値崩れした価格で手に入れたいお目当てのボードゲームがあるとします。Amazonで多く流れているのが見て取れたなら、出品されているいくつもの商品をカートに入れてロックをかけると、サプライチェーンの判断が狂い、Amazonが在庫を抱えて、そのボードゲームの値崩れが期待できるかもしれません。ボードゲーマーが思いつきそうなことなんですかね。

偽計を用いて値崩れ等を狙う行為は、偽計業務妨害にあたります。

偽計業務妨害罪には刑事罰が係ります。あなたの社会的信用をそこなうだけでなく、判決によっては、あなたの人生の大切な時間の幾分かが縛られます。

ということで、今、Amazonにトリックレイダースがたくさんあるから、みんな、送料無料で持っていってね!


トリックレイダースの値崩れが起こりにくいように、現実的な範囲で処方は打ちました。あとは知らん。

https://twitter.com/putsbee/status/1634902084532473863