ドロップシッピングでカタンを販売する方法

先日、「もしもドロップシッピング」というサービスに登録してみた。ドロップシッピングとは、簡単に言えばインターネットの小遣い稼ぎのひとつ。インターネットの小遣い稼ぎでとしてはアフィリエイトがよく知られるが、自由に価格を決められないアフィリエイトに対して、ドロップシッピングでは、サイトやブログの持ち主が自由に価格を決めることが出来る。

アフィリエイトがリンク先の宣伝や紹介という位置づけに対して、ドロップシッピングは自らが販売者という体裁をとる。サイトオーナーの立ち位置がアフィリエイトとは異なるので、ドロップシッピング界隈では過去にいろいろトラブルもあったようだ。

もしもドロップシッピングは、いくつかのドロップシッピングサービスの中で大手であり、トラブルが少なく、サポートが充実しており、サイトのメンテナンス(?)もらくちんなようで、ドロップシッピングを始めるにはやりやすいようだ。

もしもドロップシッピングで取り扱える商品はとても種類が多い。ボードゲームのカタンもあった!(2017年11月現在) ボードゲームのインターネットでの小遣い稼ぎとして、アマゾンや駿河屋のアフィリエイトを利用している人は多いが、もしもドロップシッピングを利用してみるのもどうだろうか?

ヨドバシがアフィリエイトを提供しない理由

アフィリエイターの声を検索してみると、「ヨドバシのアフィリエイトがあればな~」というのが散見される。Amazonや楽天はアフィリエイトを提供しているのに、何故ヨドバシはアフィリエイトを提供してないのだろう。この投稿で類推する。




答えは簡単で、アフィリエイトを提供するメリットがヨドバシに無いからだ。何故、ヨドバシにメリットが無いと言えるのか? そもそもアフィリエイトというのは、(場合にもよるが)アクセスを集めるための手段のひとつでしかない。アクセスを集めて、店舗であれば、売上の向上を計る。ヨドバシは、アフィリエイトを提供しなくても充分に多くのアクセスを確保できていると推測できる。

ヨドバシの大きな武器は、なんといっても価格だ。ディスカウントと率の高いポイントの組み合わせで、宣伝しなくとも、価格に魅かれた消費者はヨドバシでの購入を選択する。オンラインショップは価格競争の世界なので、価格が安いというのは圧倒的に強い。

「宣伝しなくとも」というのは、若干語弊があるかもしれない。まったく宣伝していないわけではない。ヨドバシにとってインターネットでの広告は、Googleアドワーズ程度で良い。インターネットの広告にあまり力を入れなくとも、とても強い実店舗のブランドがある。「もっと安い店を探そう」の有力な選択肢として、「ヨドバシ」は消費者の頭の中に、すでにインプットされているのだ。

では、「Amazonや楽天はアフィリエイトを提供しているじゃないか、いったい何が違うんだ?」という事だが、異なる点はいくつかあるが、ここでひとつに絞って言うとしたら、Amazonも楽天も、アフィリエイト自体をビジネスモデルから切り離せないという点だ。

乱暴に解説すると、ヨドバシは、ヨドバシ“単体”であるが、Amazonや楽天は、いくつもの出店者が集う“複合体”である。複合体を形成するにあたって、出店してもらう餌のひとつとして、「アフィリエイト広告で集客できまっせ!」というのがあるから、ビジネスモデルから切り離せない。これはとても乱暴な解説なので正しくはないが、おおむねそんなところだ。

「じゃあ、アフィリエイトをやめたヤフーはどうなんだよ?」ということになるが、Amazon、楽天、ヤフーショッピングなどについて、気が向いたら別の機会に書きたい。とりあえずこの記事で言いたいのは、「ヨドバシのアフィリエイトは現状、ありえない。」ということだ。


★追記(2018.06.24)
ヤフーショッピングは現在、直接アフィリエイトを提供していませんが、もしもアフィリエイト等でヤフーショッピングのアフィリエイトを行う事が可能です。