ゲームマーケット2018大阪 注目作品

4月1日(日)にインテックス大阪で「ゲームマーケット2018大阪」が開催されます。私は今回、出展費用を奮発して、企業ブース(A08)でトイドロップとして参加します。
ということで注目作品なのですが、他ブースの作品をピックアップする前に、トイドロップの2作品を紹介させてください。

◆その男、班文虎(A08 トイドロップ)
http://gamemarket.jp/game/その男、班文虎/
やり込みゲーとして知られる「エイジオブシリーズ」のN2氏が作った軽ゲー。入手困難につき、トイドロップで新版を出します。食料不足の世紀末の世において、兄者と弟者が菓子を分けあう(奪い合う)ゲーム。イラストはツクダヒナミさん。
その男、班文虎紹介ページ:http://toydrop.jp/pd/hanbunko.html

◆ライスダイス(A08 トイドロップ)
http://gamemarket.jp/game/ライスダイス/
Comedyという京都のゲームカフェから誕生したゲーム。Comedyで「ライスダイスってゲーム作らない?」という雑談の一週間後に、このゲームの原形をComedyに持込みました。ゲームのテーマはランチタイムのお弁当。ダイスでご飯部分をつくり、ご飯のダイス構成がうまくいけば勝利点のおかずをゲットできます。イラストは別府さいさん。
ライスダイス紹介ページ:http://toydrop.jp/pd/ricedice.html

カタログには上記2作品の他に「イケオジあつめ」というのがタイトルだけ載っていますが、大阪には間に合いませんでした(春もあやしい?)。
トイドロップの2作品の紹介のあとは、他ブースの作品をいくつかピックアップいたします。

◆ラベノス(G10 久遠堂)
http://gamemarket.jp/game/ラベノス/
なんといっても、実験的なパッケージが注目大の作品。猫の餌をイメージされているのでしょうか、一度開封するとパッケージが修復できません。開封時は背徳感?を感じずにはいられないに違いない。ボドゲをコレクションしている人でしたら、プレイ用と保存用、2個買いしたくなりますよね。

◆魔法陣のルール(仮)(C34 river games)
http://gamemarket.jp/game/魔法陣のルール仮/
river gamesといえば、シキリトさんのイラスト秀達なサークルです。シキリトさんの女の子イラストは、もう、ジャケ買い。これまでは、シキリトさんとバリィさんがゲームデザインした作品を交互に出されていたのですが、魔法陣のルール(仮)に関しては、他の方(river gamesの外部?)がゲームデザインされているようです。

◆ねばねばナンバー(B04 かじかじワークス)
http://gamemarket.jp/game/【2018大阪】完全新作『ねばねばナンバー』紹介/
リアルタイム算数ゲーム。頭脳の向上と反射神経?を鍛えるのに最適です。ゲームの説明を見て、若干、ラミーキューブを連想しましたが、ラミーキューブは手番順に役を作るのに対して、ねばねばナンバーは全員一斉に計算をします。全然違いますね(笑) プレイ人数1~7人は、幅広いですね!

◆リキュール・ザ・ゲーム(G12 ドイツゲーム喫茶B-CAFE/豚小屋)
http://gamemarket.jp/game/liqueur-the-game-リキュール・ザ・ゲーム/
ゲムマ大阪前の告知ツイートで、最もリツイートを稼いでいる作品のひとつではないでしょうか? ちゅぱみさんが手がけたビジュアル、かなり良いですね! ゲームデザインは酢豚さん。『知ったか映画研究家』『デモンワーカー』の黄金コンビがお送りする新作ゲーム。

◆#バズったー(B14 高天原)
http://gamemarket.jp/game/バズったー/
わいわい遊べるパーティーゲームです。「絵描きのぺけが一切絵を描いてない系のパーティゲームです!」だそうです。おそらくこのゲームはtwitterの世界を参考にしていて「いいね」と「リツイート」が合わさった感じになっています? それともインスタ? 世の中のものを表現するゲーム製作って基本、デフォルメですよね。

◆突撃!今夜の晩ごはん(G22 NSGクリエイト)
http://gamemarket.jp/game/突撃%ef%bc%81今夜の晩ごはん/
このゲーム、横浜関内のぶんぶんで月一開催されている「ぶんぶん交流会」に参加した時に見せてもらいました。ゲームデザインもイラストも、奥空さんおひとりでされているんですね。出題者の家庭の料理を当てるゲームで、回答者に対してヒントが小出しにされていきます。出題者はヒントが多いほど得点が高いのですが、回答者はヒントが少ないほど得点が高い。

◆鮪づくし(B08 しのうじょ)
http://gamemarket.jp/game/鮪づくし/
しのうじょさんと言えば、ボードゲームと麻雀の間の子的なゲームを出されることでしられていますが、今回はマグロで攻めて来られました。そしてやはり、麻雀を絡めています!麻雀好きもマグロ好きも、マストバイでしょう!

◆正気度ヌルからはじめるゲーム製作(F28 こっち屋)
http://yuofc2.blog72.fc2.com/blog-entry-334.html
最後にピックアップするのは、こっち屋さんのゲーム製作ノウハウ本。こっち屋ゆおさんのノウハウ本はこれで2冊目。1冊目の出来が良かっただけに、この2冊目も、ゲームを作っている人にとって、とても注目です。私は買います!


ゲームマーケット2018大阪 カタログ

ボドゲプレイヤーがこの年末年始に評価すべき2つのこと

◆ゲームマーケット2017秋新作評価アンケート

12月2日から3日にかけてゲームマーケット2017秋が行われ非常に多くの新作ボードゲームが発表されました。現在、それらを評価するアンケートが実施されています。

プレイしたゲームを5段階で評価し、評価の結果はランキングとして順位付けされます。評価数の少ないゲームは、評価が高かったとしても足切りされてランキングに載りませんので、ボードゲーマーの皆さんの評価アンケートへの協力がとても必要です。評価には、googleアカウントがいります。締め切りは 2018年1月15日(月)23:59となっています。

新作評価アンケートに関して、詳しくはゲームマーケットの案内をご確認ください。

◆日本ボードゲーム大賞2017 投票部門

2016年10月~2017年9月に一般発売された主な新作で、拡張・リメイク・シリーズ・2018年度の新作を除く作品の中から、プレイして面白かった作品を5つ選んで投票します。単に5つ選ぶだけでなく、1位から5位を順位付けし、順位が高いほど評価のポイントが高く入ります。

投票の結果大賞を受賞した作品は、非営利活動法人「ゆうもあ」のサイトに掲載されます。ちなみに、過去の大賞受賞作品としては、2016年:コンプレット、2015年:ミステリウム日本語版、2014年:宝石の煌き、2013年:ツォルキン マヤ神聖歴、2012年:ラブレター、2011年:世界の七不思議、2010年:キャットアンドチョコレート、2009年:ドミニオン、2008年:魔法にかかったみたい となっています。

評価するゲームはリストから選択するようになっているのですが、リストに掲載されていない作品であっても、「数字999+タイトル」で評価にカウントしてくれます。締め切りは 2018年2月13日(火)となっています。

日本ボードゲーム大賞2017投票部門に関して、詳しくは「日本ボードゲーム大賞2017 投票へのお願い」をご確認ください。

ライスダイスにおける勝利点の表記につきまして

現在、2018年最初の作品となる「ライスダイス」の準備を進めています。で、カードの丁合時に気づきました。下のチーズハンバーグのカードの表面と裏面の画像、あることに気づきませんでしょうか?

カードの右上に勝利点が記載されているのですが、裏面が「VP(ビクトリーポイント)」となっているのに対し、表面は「PV」となっているのですよね。PV???

私の作業指示のミスによって、PVと印刷されてしまいました。今の今まで気づかなかった…!! 作業指示のテキストをコピペで入力したがため、間違った内容のコピペの影響により、全てのカードの表面がPV!! あまりに作業指示が奇麗だったので、「PVなる用語があるのだろうか」と受け止められ、作業指示に忠実にレイアウト処理が施されました。

でも、無問題です!!
PVは「ビックアップバリュー」という解釈にします!!

裏面は「VP(ビクトリーポイント)」、表面は「PV(ピックアップバリュー)」、どちらもこのゲームにおける勝利点です!! 裏と表で勝利点の表記もリバース! 美しい!!


ライスダイス